2012年2月9日木曜日

構造・計算⑫-2 柱の負担せん断力

水平荷重が作用する骨組みにおいて、
各柱の水平力の分担比を求める問題。

1.各柱の水平力(層せん断力)は、変位を求める公式を変形して

   δ = Q/K   →   Q = δ × K

  ここで、同一梁に接続する柱の変位の大きさは等しいので、
  水平力Qの分担比は、水平剛性Kの比と等しくなる

2.各柱の水平剛性を求める。
  水平剛性は材端の状態により下記の式より求める。

  ①両端固定         ・・・K = 12E・I/l^3
  ②一端ピン、他端固定  ・・・K = 3E・I/l^3

3.題意よりEとIは示されるので、
  Kは柱の長さlより算出できる

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