2013年12月30日月曜日

H25本試験 解き直し①

先日合否発表があり、結果はあえなくカド番行き。。。
色々減点対象はあったと思うけれど、
やはりこう景観配慮のための勾配屋根なのに、
建ぺい60%で敷地に余裕があるのに、
道路から見える側にわざわざ陸屋根作って設備機器乗せてるっていうのは
普通に考えて無駄すぎる。
そういうところが大きな原点だったのかなと思います。

落ち込んでも仕方ないので、
これも勉強と切り替えて頑張ります。

ということで、来年に向けて年内に第一歩を踏み出そうと
とりあえず今年の本試験を解き直し、
ここにその思考回路を残しながら解くことで
エスキス手順のあら捜しをしてみたいと思う。

①課題文の読み込み
とりあえず1回さらっと読み流す。
線引きは気になるところを鉛筆で軽くチェック。
本チェックは2回目にする予定。

2回目はチェックしながら読む。
鉛筆チェックした箇所のうち
エスキスに関わる箇所(設計条件、周辺条件、利用人数、要求寸法、配慮等)はピンクでチェック
作図にか関わる個所(特記事項の什器等)は蛍光黄色でチェック

②根本となる設計条件の書き出し
本試験では省いてたけれど、
やはり手で書くことで体にインプットさせた方が良さそう。
でも省略して書く

□コミュニケーションを図る場
□リフレッシュする場
□地域住民との交流の場

本試験の時は、なぜか一つ目と二つ目は黄色チェック、
三つ目だけピンクチェックだった。
並列に書かれているのだから並列にチェックすべき。
ここで主観が入っている時点で間違えてると思う。

③面積チェック
今年の試験はほとんどの要求室の面積が適宜だった。
各部門のボリュームを把握するために
とりあえず各要求室の面積をざっくり出す。

④ゾーニング
宿泊部門は2階に収まるので
研修部門と食堂をどこに配置するかでプランが分かれる。

本試験の時はこれをやる前に最大ボリュームから
スパン割と各階のコマ数配分及び建物形状の検討をしていた。
そうすることで合理的な割り付けは可能だったし
実際エスキスの完成も早かったけれど
結局決め打ちになってしまうので後から修正が効かないし
一歩引いた見方ができなくなってします。

なので今回は今まで何度も言われつつ身に付かなかった
パターン出しを真剣にやってみる。

管理部門は一番条件の悪い西側に固定することとし、
アトリエの位置を北西、北東、南東に配置し、食堂を置けそうな位置に配置。
明るく開放的な空間という条件から北側食堂は排除して、
アトリエは北側の安定採光というセオリーに習うと、

1.アトリエ北東、食堂南西
2.アトリエ北西、食堂南東

というプランが残った。
ただし、1のプランだと管理部門と食堂の厨房が離れてしまうので
理想は2のプランと思われる。

⑤スパンとコマ数の検討
次にこれがくるべきかな。
スパンとコマ数は、同じ形状の部屋が並ぶ宿泊部門で検討すると
合理的にできると思われる。

宿泊室はAが6室、Bが2室、Cが2室。
AとBは1コマに1室、Cは1コマで2室とすると、
宿泊室で外側に7コマ必要。
それに眺望に配慮すべき浴室が男女で各1コマ。
さらに談話スペースも景観に配慮したほうが良さそう(1コマ)
それにEHの吹き抜けもできれば窓側に配置したい。(1コマ)
ただし吹き抜けは屋根の真ん中を段違いにして採光を取り込むなら
中央でも良さそう。
そんなことを考えながら2階のコマ割りをしてみる。

要求室の面積から、40㎡が多いので、6m×7mスパンで考える。
そうすると最大42コマ。
南北面のコマ数を多くとりたいので、東西方向を6mスパンとする。
1階は東西7コマ、南北は3コマの21コマを基本に、
アトリエ2コマ+1コマを北側に付きだし、合計24コマとする。
2階は残り18コマ。
東西7コマ×南北3コマから、アトリエ上部の2コマと吹き抜け1コマ抜いて18コマ。
これぴったり42コマとなる。(42コマ×42㎡=1764㎡<1800㎡・・・OK)
ちなみに建ぺいの限度は1050㎡で、
1階は24コマ×42㎡=1008㎡<1050㎡・・・OK、バルコニーと庇の出だけ気を付ける。

⑥プランニング
ちびコマで1案と2案の要求室とコアの配置をざっくり検討した後、
倍コマでより具体的に配置検討。
1案を目途がつくまで考え、
2案は行き詰ったら戻る程度にさらっと考える。

続きはまた今度・・・

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