試験当日、会場は札幌科学技術専門学校。
自転車で行くつもりだったけれど、
午後から雨の予報だったので20分程かけて歩いて行くことにした。
試験が11時からで、少し時間をもて甘し気味だったので
ある意味ちょうど良かったかもしれない。
会場には1時間前に到着。
とりあえず道具をセッティングする。
周りの人達はガムテープで製図盤を机に固定してたけど
そこまでは考えていなかった。
まぁいつもやってないので、周りには流されないように無視した。
カロリーメイトとウィダーインゼリーで腹ごなしして、
いざ試験開始を迎える。
試験開始早々、図面を描く場所がいつもと違うことに気付く。
当然のようにいつも左上が1階平面図で描かされてて
すっかりそのつもりだったので、
ちょっとだけだと学校を恨む。
何しろ自分の製図盤の平行定規は下半分の動きが悪かったので。
まぁでもそこはすぐ頭を切り替える。
課題文を読むと、まず建ぺい率が70%というのが目に止まる。
しかもオープンスペースなどの指定も無い。
次に地下1階指定。ふむふむ。
床面積は1800〜2200。地下1階は除く。
たぶん2100は越えさせるので、屋内消火栓は入れて考える。
続いて要求室。冒頭にエントランス2箇所指定&150以上の吹き抜け指定。
図書館部門はみんな室ではなくスペースやコーナー。
どうとらえて良いものか。
集会部門は、展示ギャラリー以外は面積指定なし。
共用・管理部門もカフェ以外は面積指定なし。
ちなみに階指定も1つも無し。
なんと自由度の高い試験。
かなりセンスが問われる試験で
考えればいくらでもいいプランが出来そうだけど、
そこにはまったら時間がなくなりそう。
その他施設は車イス用駐車場が2台、サービス用が1台、駐輪場は20台。いたって普通。
留意事項は空調が単一ダクト指定くらい。
計画の要点は、吹抜けの空調設備と小ホールのダクトルートが特徴的。
得意の給排水は期待はしてなかったけど、やっぱり無し。
さて、としあえず要求室の面積と階の割り振りを考える。
合計面積は閉架書庫と設備スペースを除くと1,440になった。
1.4倍しても2,016。そんなにきつくはなさそう。
自由過ぎるのでまず集会部門は全部2階で考える。
それだけでは1階がきついので、図書館から分離しても問題無さそうな読書室、AVコーナーを2階に上げる。
それでもきつそうなので、新聞雑誌コーナーも2階に上げることを考えながら、プランニングに入る。
まずオーソドックスにメインエントランスは長辺の動き南側、サブは西側、管理ゾーンを南東で考える。
今思えばこれで走れば良かったかと思うのだけど、
なんとなくサブを北から取りたくなってしまい、
東側にオープンスペースを作ってそこにメインエントランスを配置してみる。
管理は南西、小ホールは2階南側に配置。
面積的に収まりそう。
へり空きは、東側オープンスペースは8m、南側は3m、その他は2mとし、
建築面積は40×30の1200、スパン割は8m×6mで行くことにする。
0 件のコメント:
コメントを投稿